『イベリア半島決戦、そして鈴鹿へ』、オールドファンには懐かしい流れでした。
今週からのイベリア半島決戦、いつ以来なのかを調べてみました!
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週が明け、いよいよポルトガルGPのレースウィークに入りました!
今回のインターバルは、前回より1週短い2週間なのが嬉しいですよね!
そしてさらに嬉しいことに、翌週すぐに今年初めての連戦、スペインGPの開催となります。
よく考えたら、今年は『イベリア半島決戦』が復活ですね!
って、若いファンの方はイベリア半島決戦ってなに?って感じですよね(笑)
かれこれもう30年近く前の話なので、記憶も定かではないところもあります。
なので良い機会なので、この『イベリア半島決戦』について、少し調べてみることにしました。
『イベリア半島決戦』ってなに?
まず、『イベリア半島決戦』について。
かつて1980~90年代のF1バブル時代、シーズン終盤に行われる『ポルトガルGPとスペインGPの連戦』がこう呼ばれていました。
オールドファンにはお馴染みですよね!
そしてシーズン終盤に組み込まれていたので、この連戦が終わると、『いよいよ日本GP・鈴鹿』という開催スケジュールだったんです。
なのでテレビ中継や雑誌などでもよく、この『イベリア半島決戦』という言葉が使われていました。
鈴鹿でのチャンピオン決定に向けた伏線として、ドラマチックなレースも多く、強く記憶に残っている方も多いはずです。
『イベリア半島決戦』の一覧
年度 | Rd. | 日付 | GP | サーキット |
---|---|---|---|---|
1987年 | 12 | 9/20 | ポルトガル | エストリル |
13 | 9/27 | スペイン | へレス | |
15 | 11/1 | 日本 | 鈴鹿 | |
1988年 | 13 | 9/25 | ポルトガル | エストリル |
14 | 10/2 | スペイン | へレス | |
15 | 10/30 | 日本 | 鈴鹿 | |
1989年 | 13 | 9/24 | ポルトガル | エストリル |
14 | 10/1 | スペイン | へレス | |
15 | 10/22 | 日本 | 鈴鹿 | |
1990年 | 13 | 9/23 | ポルトガル | エストリル |
14 | 9/30 | スペイン | へレス | |
15 | 10/21 | 日本 | 鈴鹿 | |
1991年 | 13 | 9/22 | ポルトガル | エストリル |
14 | 9/29 | スペイン | バルセロナ | |
15 | 10/20 | 日本 | 鈴鹿 | |
1994年 | 5 | 5/29 | スペイン | バルセロナ |
13 | 9/25 | ポルトガル | エストリル | |
14 | 10/16 | ヨーロッパ | へレス | |
15 | 11/6 | 日本 | 鈴鹿 | |
2021年 | 3 | 5/2 | ポルトガル | ポルティマオ |
4 | 5/9 | スペイン | バルセロナ | |
17 | 10/10 | 日本 | 鈴鹿 |
次に、これまでのイベリア半島決戦を一覧表にしてみました。
ポルトガルGPとスペインGPが連戦で開催された年度と、加えて、日本GPの開催時期もあわせて表にしてみました。
調べた結果『イベリア半島決戦』は、
- 1994年以来、27年ぶり
- これまで6回開催、2021年で7回目
ということがわかりましたね!
1987年と1994年はちょっとイメージが違う?
でも、あれれ?
なんか1987年と1994年は、その他の年とイメージが違いますよね(笑)
まず1987年。
第12~13戦がイベリア半島決戦、そして第15戦日本GPまでの間に、第14戦メキシコGPを挟んでしまっています。
オールドファンがイメージするのは、『イベリア半島決戦後は、日本GP鈴鹿』ですよね(笑)
なのでちょっとイメージが違うかもしれません。
そして1994年。
スペインGPは第5戦として単独で開催されています。
第13戦ポルトガルGPから、第14戦ヨーロッパGPはスペイン国内のへレスで開催されたので、一応イベリア半島決戦が成り立っています。
ちなみに開催間隔も連戦ではなく3週間も開いているため、なんかこの年もイメージと違います(笑)
なので、『ポルトガルGP・スペインGPが2週連続開催で、かつ次戦が日本GP』というオールドファンがイメージする『イベリア半島決戦』は、1988~91年までの4回ということになるかもしれませんね!
『だから何なんだ』、というF1雑学知識がまた一つ増えましたね(笑)
今年のイベリア半島決戦は、頂上決戦!
ということで、今年2021年は日本GPとは離れた開催時期ですが、今週と来週は27年ぶりのポルトガル・スペイン連戦です!
これまでの2戦、1勝1敗で五分のハミルトンvsフェルスタッペン。
メルセデスvsレッドブルのトップチームの総力をあげた、序盤戦を占う決戦を楽しめそうです。
もちろん他にも、角田裕毅選手の失敗からの成長や、移籍ドライバーのリベンジなど、見どころ沢山です!
まさに『決戦』の名に相応しい連戦となりそうです!
なのでなんとか今週の仕事や学校を乗り切って、ゴールデンウィークは27年ぶりの『イベリア半島決戦』を存分に楽しむこととしましょう!
以上、『イベリア半島決戦』についての調査でした!