今年のF1日本グランプリは新型コロナウィルスの影響により中止となることが発表されています。
とても残念ですが、諸般の事情を鑑みるとやむを得ない決定だったと思います。
早いもので、今年も例年なら、いよいよ来週から鈴鹿F1という時期だったはずですね。
荷作りを始めつつ、台風情報や天気予報に一喜一憂して、ワクワクドキドキしている頃です(涙)
同じように切ない想いを抱いている方も多いのではないかと思います。
そんな中で、フジテレビNEXTが「鈴鹿の記憶」として過去のF1日本GPを放送します。
9月30日~10月2日まで3夜連続で1989年、1990年、1991年を放送。
また10月3~4日には、昨年2019年の予選、ドライバーズパレード、決勝レースを放送。
今年は、この放送を観て、実際に行った気分になるしかないですね(笑)
1989年から管理人はすべて現地観戦していたレースなので、当時の写真など振り返ることでも少しは鈴鹿に行った気分にもなれるかも(笑)
そちらもご紹介したいと思います。
フジテレビNEXT 放送予定時間
年度 | イベント | 放送予定 |
---|---|---|
1989年 | F1日本GP 決勝 | 9/30(水) 19:00~20:30 |
1990年 | F1日本GP 決勝 | 10/1(木) 19:00~20:30 |
1991年 | F1日本GP 決勝 | 10/2(金) 18:30~20:00 |
2019年 | F1日本GP 予選 | 10/3(土) 21:00~22:40 |
F1日本GP ドライバーズパレード | 10/4(日) 21:00~21:30 | |
F1日本GP 決勝 | 10/4(日) 21:30~23:30 |
まずは、肝心の放送スケジュールからです。
1989~91年は決勝のみ、昨年2019年は予選以降のイベントがすべて放送されます。
若いF1ファンの方は、1980~90年代のセナ・プロスト時代には、まだ生まれていなかった方も多いのでは。
こちらは当時の実況・解説そのままの放送のようです。
なので、当時の古舘伊知郎さんのプロレス並みの実況や、若い頃の森脇さん・川井ちゃん、また亡き今宮さんの解説陣も当時の臨場感そのままに楽しめますのでぜひご覧ください。
詳細は以下リンクです。
1989年 思い出の3枚
こちら、管理人の生涯初めてのF1現地観戦のレース、スタート直後の1~2コーナーです。
ご覧のように、今の2階席のB2スタンドがまだ無い頃の時代です。
当時は日曜日の朝からもフリー走行があったので、その時初めて目の前を通ったマシンが、フェラーリのG.ベルガーでした。
V12エンジンの音と、フェラーリの赤と、オイルの匂いと、もう感動で頭がおかしくなりそうでした(笑)
レース展開としては、とにかく最初のラップから最後までずーっと、この赤と白のマクラーレン、プロストとセナの2台が異次元のデッドヒート。
そして、ご存知の通りシケインで・・・。
あの時の悲鳴、そしてセナの再スタート時の大歓声、同じシケインでナニーニを抜きかえした時のさらなる大歓声。
生涯忘れることはないでしょう。
なんと当時は、レース終了後にサーキットカートをオープンしてたんですよね。
コースぎりぎりをスロー走行して、甲子園の土ならぬ、鈴鹿の土を持って帰ってきたのを覚えています(笑)
1990年 思い出の3枚
この年は、今でいうところのC席、当時は自由席の丘になっていた場所で観戦。
こちらがスタート直後、そしてこのあと目視に切り替えて、セナとプロストが1コーナーでクラッシュする歴史的瞬間をこの目で見ました。
見づらいですがこんな感じで、1周目1コーナーでいきなりセナとプロストが居なくなり周りは悲鳴でした。
決勝だけ見に来たファンは、セナとプロストをほとんど見れることなく終了ですから。
幸い、管理人は高校をサボって、土曜日からたっぷり見れたのでまだ良かったですけど(笑)
こうなったら、ベルガーのマクラーレン・ホンダ初勝利を応援するしかない、と思って観てました。
と思ってたら、次の2周目でベルガーまでスピン。
いきなりホンダ勢が2周で消えて、観客席もしばらく意気消沈でした。
しかし、このあと亜久里さんと中嶋さんの快走で、これ以上ないくらい盛り上がるとは、本当にF1って面白いって思いました。
1991年 思い出の3枚
この年は、なんと言ってもこちらの中嶋悟の鈴鹿でのラストラン。
こちらは、ヘアピン立ち上がりの自由席ですね。
もう全部観に行くしかないと、親の目を盗んで家出同然で始発電車に乗り、金曜から高校サボって初めて3日間観戦しました(笑)
決勝レースは、前年と同じく現C席の自由席から見ていたので、中嶋無念のS字でのクラッシュも目視する形になりました。
後ろを向かずに手を振る姿に、「なかじまぁーーーー、夢をありがとぉーーー(涙)」と絶叫していたのを覚えています。
マンセル、土曜日フリー走行、ダンロップを駆け上がるところです。
こちらは土曜日の予選後、130Rのアイルトン・セナ。
ポールポジションのベルガーには届かなかったものの、マンセルを上回る予選2位だったセナに拍手喝采。
チャンピオン争いは、この年はこのマンセルとセナの争い。
マクラーレンの頭脳的なチームプレイに、業を煮やしたマンセルが2コーナーでコースアウトする悲しい姿、、、これも目視で観ることができました。
ご自身の過去の鈴鹿の写真で行った気分に!
すみません、管理人の思い出日記になってしまいましたね(笑)
何もしてないと「本当は今頃、鈴鹿の準備してたはずなのになぁ・・・」と悲しい気持ちになるのですが、
3年分でしたが写真をこうやって振り返ってみると、鈴鹿での楽しい思い出が甦ってきます。
ぜひ皆さんもご自身の過去の鈴鹿の楽しい写真を振り返られてはどうでしょうか。
今回ご紹介したフジテレビNEXTの特番とあわせて、きっと何か新しい発見などあって楽しめると思います。
鈴鹿F1観戦は来年までの楽しみに取っておいて、来年に2年分思い切り楽しみましょう。
とりあえず次戦F1アイフェルGPまでは、特番放送と過去写真などでF1を楽しむこととしましょう!
以上、過去のF1日本GP振り返りでした!