F1 第5戦 70周年記念GP、まもなく開幕です!
第4戦と舞台は同じ、シルバーストンでの連続開催です。
さきほど、今回もペレスに変わり、ヒュルケンベルグがレーシングポイントのステアリングを握ることが発表されました!
ペレスの復帰は、さすがに早すぎるのではないかと思っていました。
次戦までゆっくり静養してもらって、今回こそヒュルケンベルグのレースを見たいですね。
今までF1を見てきて、ヒュルケンベルグって本当にツイてないなと思うことが多かったです。
どんなことがあったかちょっと記憶が断片的だったので、これまでの不運の数々をまとめてみることにしました。
さっそく見ていってみましょう。
不運その1:新人で大活躍もチーム放出
デビューは2010年ですね、、もう10年も前です。
ウイリアムズからのデビューで、第3戦で早くもポイントゲット。
でもなんといっても、このデビューイヤーの見せ場はブラジルGPでしょう。
ルーキーながらなんとポールポジション獲得!
チームにとっては5年ぶり、ルーキーのポールポジション獲得はハミルトン以来。
華々しいデビューイヤーを過ごす、、、はずでした。
しかし、時を同じくしてウイリアムズの財政状況が悪化し、スポンサーが次々に撤退。
巨額の資金を持ち込んだパストール・マルドナドにシートを譲る形でチームを去ることになります。
結果的に、レースドライバーとしては翌年の2011年は浪人することに。
せっかく新人で大活躍したのに、なぜかチーム放出。
これがまず不幸の連鎖の第一歩だったと言えるんじゃないでしょうか。
不運その2:表彰台確実レースで痛恨の接触
続いて2012年のブラジルGPですね。
アロンソとベッテルのチャンピオン争いが盛り上がったレースです。
でも、このレースのヒュルケンベルグの不幸も忘れられません。
レースは、チャンピオン争いしているベッテルが1周目にスピンしたり、雨が絡んだりで大混乱。
そんな中、タイヤ交換など戦略もズバリあたり、なんとトップを快走していたヒュルケンベルグ。
表彰台は確実、まさかの優勝もありうる、と思われてました。
しかしレース終盤に、トップを狙いにいってハミルトンと痛恨の接触。
濡れた路面に足をすくわれての結果でした。
この接触でヒュルケンベルグにペナルティがでてしまい、5位入賞という地味な結果となりました。
この時、せめて表彰台に立っていさえすれば、、、
この後のレース人生が変わっていた気がしますが、どうでしょうか。
とにかくツイてないというか、もったないないレースでした。
不幸その3:チーム移籍に関してもツイてない
2012年にフォースインディアが資金問題を抱えていたことから、2013年からはザウバーに移籍しての参戦。
ザウバーの前年は、小林可夢偉とセルジオ・ペレスが大活躍していました。
一説では一番出来の良いシャーシだとも言われてたので、期待しての移籍だったでしょう。
しかしヒュルケンベルグが移籍した2013年は、前年の好調から一転し低迷。
ほか、またもチームの財政難問題が浮上するなど、またしても運を持ってない結果に。
そんな中でも、後半戦は予選3位や韓国GP4位などの成績を残します。
そこで、2014年からはなんとフェラーリ入りの噂が!
実現寸前だったようですが、結果はライコネンがフェラーリに復帰することとなってしまいます。
本当かどうか解かりませんが、噂では数か月交渉してきたのに、断られ方はメール1通ポンときただけだったとか。
ツイてないというか、なんか可哀そうになってくるエピソードです。
不幸その4:チームメートが表彰台乗りすぎ
そして、2014年~2016年は古巣のフォース・インディアに戻ります。
そこで待っていたチームメートは、セルジオ・ペレス。
今回のコロナ騒動で因縁を感じますね。
2014年は、ポイントではペレスを上回るものの、ペレスは表彰台が1回。
2015年~16年は、ポイントでもペレスに負けて、しかもペレスが2年で合計3回の表彰台。
かたやヒュルケンベルグは表彰台無し・・・。
悪いレースをしているわけではないのに、なぜか良いレースの時は上位が潰れない印象ですね。
かたやペレスは、良いレースの時には上位もなんらかトラブルなどでちゃっかり表彰台のイメージ。
とにかく、表彰台をゲットできないことがこのあたりからクローズアップされてきた気がします。
2年連続でペレスに上回られ、少し評価を落としたのもこのあたりからかもしれません。
今回はとにかくスタートしてほしい!
その後は、ルノーで2017年~2019年まで3年間過ごします。
ここでも、ロズベルグの急な引退でメルセデスに移籍できると思いきや、ルノーが拒否したりとか。
とにかく、大きいのから小さいのまで、これまで数々のツキの無さに見舞われてきたヒュルケンベルグ。
前回のイギリスGPで、やっと上位を狙えるマシンが!
、、、と思ったところが、レースでスタートできないというまた不運に。
どこまでこの不幸は続くんでしょうか(笑)
先週のレース距離を走れなかったのは、マシンに慣れるという意味で非常に痛いです。
でも、シミュレーターなどで訓練しているはずなので、今回こそ期待しましょう!
来年のフルタイムのシート争いのニュースなども出てきています。
まず注目は予選ですね。
さすがに先週は急すぎて酷でしたが、今回もし予選でチームメートを上回ったりしたら!?
一気に評価も高まるでしょうから、まずは予選に注目です。
決勝出走できない事件で、すべての悪運が取り払われたことを祈りましょう!
これまでの10年間の不運すべてを帳消しにするくらいの幸運がヒュルケンベルグに訪れますように(笑)
以上、ヒュルケンベルグのF1人生振り返りでした!