リカルドのこれまでの母国GPって、失格で幻となった初表彰台や、スタート後の大クラッシュとか。
とにかく不運が多い気がするので、これまでの戦績を調べてみました!
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いよいよ明日から、2022年F1第3戦オーストラリアGPが始まります。
ところで皆さん、オーストラリアGPで今年初の出来事があるんですが気付いてますか?
開幕戦のバーレーンも、第2戦のサウジアラビアも、地元ドライバーは不在だったのですが。
今回の第3戦オーストラリアは、地元の英雄ダニエル・リカルドが母国GPを戦います!
管理人は、母国GPで大活躍するF1ドライバーを応援するのが大好きなんです!
なので今回はリカルドを推したいのですが、ちょっとこんな不安が頭をよぎりました。
『リカルドの母国GPって、これまで不運な出来事が多くなかったっけ?』
「初表彰台だったのに失格」とか、直近の2019年には「スタート直後の大クラッシュ」だとか。
たしかに不運が多い印象で、これは一度整理しておきたいかも?
ということで今日は、リカルドを応援するためにも。
これまでの母国GP結果を振り返ってみたいと思います!
ダニエル・リカルド 母国GP戦績
年度 | チーム | 予選 | 決勝 |
---|---|---|---|
2012 | トロ・ロッソ | 10位 | 9位 |
2013 | トロ・ロッソ | 14位 | リタイア |
2014 | レッドブル | 2位 | 失格 (2位ゴール後) |
2015 | レッドブル | 7位 | 6位 |
2016 | レッドブル | 8位 | 4位 |
2017 | レッドブル | 15位 (5グリッド降格) |
リタイア |
2018 | レッドブル | 8位 (3グリッド降格) |
4位 |
2019 | ルノー | 12位 | リタイア |
ダニエル・リカルドの母国GPの戦績、一覧表でまとめました。
リカルドは2011年デビューですが、シーズン途中からの参戦だったので。
初の母国GPは翌2012年、それからこれまでで8回出走しています。
そのうち半数、4回ものレースがリタイアと失格です。
これは信頼性が向上し完走率の高い現代のF1においては、かなりの高確率ですよね(汗)
しかも予選においても、不運は多く。
2017年はクラッシュによるギアボックス交換、2014年はフリー走行での赤旗無視により、グリッド降格の憂き目にあっています。
うう、やっぱり印象だけじゃなくて。
リカルドの母国GPは、これまでは不運続きな結果だったことが分かりましたね(汗)
幻となった地元初表彰台(2014年)
もっとも不運だったのは、この2014年ではないでしょうか。
念願のレッドブルに昇格した初戦、地元GPでいきなり予選2位を獲得。
決勝もそのまま2位でゴールし、自身初の表彰台。
と、なるはずだったのですが。
残念なことに、レース後に燃料規定違反により失格となってしまいます。
でも、失格になったのはレース後かなり時間が経ってからなので。
デビュー戦で同じく表彰台を獲得した、ケビン・マグヌッセン(若い!)とともに。
こんな感じで、表彰台に登壇して地元の大声援に応えて喜びを爆発させていました。
地元ドライバーの、母国GPでの初表彰台って。
日本GPでの鈴木亜久里さんや小林可夢偉選手と同じで、きっとサーキット中が感動に包まれていたはずです。
それが、表彰台にも登壇したのにレース後に「やっぱり失格でした」なんて。
これにはリカルド本人も、帰路についた地元ファンもとてもがっかりしたに違いありません。
スタート直後のクラッシュ(2019年)
こちらは、記憶に新しい2019年。
レッドブルから心機一転、ルノーに移籍した地元リカルドに注目していたのですが。
スタート直後に、アクシデントを避けるために芝生に乗り上げて。
運悪く段差があったため、このようにフロントウィングが大破。
修理して走り続けるも、その後残念ながらリタイアとなってしまいました。
このクラッシュとか、2014年の失格などが印象深いので。
リカルドの母国GPって、不運続きのイメージだったのかもしれません。
地元のヒーローの活躍を応援したい!
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ということで、リカルドの母国GP戦績を振り返ってきましたが。
こちらの動画は、開幕を翌日に控えた現地オーストラリアGPでのリカルドの様子です。
老若男女問わず、すべてのファンに愛されているのが良く分かりますよね!
F1を見ていて、素晴らしいと思うシーンはいくつもありますが。
その中でも、母国の大声援を受けて地元ドライバーが大活躍するシーンを観るのはやっぱり感動しちゃいますよね!
これまでのリカルドの母国GPは、不運が多かったことが今回の調査で分かりました。
またマクラーレンのマシンも、今年ここまであまり調子が良いとは言えない状況ではありますが。
でも、今年初の母国ドライバーの活躍が観れるグランプリということもあるので。
ぜひ皆さんも、今回のオーストラリアGPでは地元のリカルドを応援して楽しんでみてはいかがでしょうか!
以上、ダニエル・リカルドの地元オーストラリアGPの戦績についてでした!