2020年 F1第12戦 ポルトガルGPがいよいよ開幕です!
舞台はF1初開催となる、アルガルベサーキット(ポルティマオ)で行われます。
特殊な状況の今年は新コースでのF1開催はムジェロに続いて2戦目となりますが、その前は2016年のアゼルバイジャンでのヨーロッパGPまで遡ります。
新しいサーキットをF1マシンが走るワクワク感が期待できるグランプリとなりますね。
昨日のハースF1チームの二人のドライバー離脱発表から、来期ドライバーラインナップについてのウワサも加速しそうですが、やっぱりF1マシンが走るレースを見るのが何よりの楽しみ。
そんな新しいサーキットで行われるポルトガルGP、さっそく見どころを見ていきましょう。
高速コーナーと中低速コーナーの組み合わせ
アルガルベサーキットは、ご覧のようなレイアウトとなります。
高速コーナーと、中低速コーナーがバランスよく組み合わされたレイアウトですね。
タイヤのコンパウンドは、もっとも固いC1~C3までの組み合わせとなります。
日本もだいぶ寒くなってきましたが、ポルトガルの南に位置するポルティマオは暖かく、そこまで寒くならないようです。
よって前回のニュルブルクリンクとは異なり、タイヤの作動領域問題は出にくいと思われます。
日曜日の天気予報が少し悪い予報が出ています、もし新コースで雨が降ると波乱が予想されるので、ウワサの渦中のラッセルにチャンスが出てくるかもしれませんね。
ジェットコースター並みの高低差!
こちらがサーキット走行の参考動画です。
2009年のGP2で、ヒュルケンベルグやペレスも参戦していたレースですね。
見るとわかりますが、ものすごい高低差です、登りと下りが連続してブラインドコーナーも多く、なかなか前が見えなかったりすることもありそうです。
スパのオールージュのように、ドライバー目線ではコーナーによっては離陸するような感触となるのではないでしょうか。
この高低差を駆け抜けるとかなりのスピード感になりそうです。
こちらの動画のGP2でもかなりのスピード感ですので、現代F1マシンの圧倒的なコーナリングスピードで、この見栄えのするサーキットを駆け抜ける姿は圧巻だと思います。
「僕には契約がある」フラグ発言のラッセル・・・
ウィリアムズ放出のウワサの渦中にいるラッセル。
SNSを見ていたら、ついに「I have a contract(僕には契約がある)」と発言してしまいました。。。
過去に、この悪魔のセリフを言って何人のドライバーが消えていったことか。
有名なF1離脱フラグのこのセリフが、ついにラッセルの口からも飛び出しちゃいました。
でも、これまでも何人かはこのセリフを言いながらも生き残ったドライバーも居ます(笑)
こちらでも記事にしましたが、とにかく今回のレース結果で周囲をダマらせる走りを期待することにしましょう。
マックスがハミルトンの新記録を阻止できるか?
そしてトップ争いに目を向けると、前戦アイフェルGPではメルセデスとの差が縮まったように見えたレッドブル。
メルセデス代表のトト・ウォルフが明かしたところによると、メルセデスはすでに今年の開発は行わず、来年の開発に体制をシフトしているとか。
対してレッドブルはアップデートを続けているので、おのずと差が縮まっている結果となっています。
今回メルセデスのハミルトンがもし勝利すれば、ミハエル・シューマッハーの記録を抜いて92勝のF1最多勝記録となります。
記録の並んだ翌戦にさっそくではなく、少し苦労して手に入れてもらいたい記録ですよね(笑)
ということで、マシンの性能差が序盤戦ほど無くなってきたので、ポルトガルGPではマックス・フェルスタッペンがトップ争いに絡めるのか注目です。
予選からポールポジションを取るところが見たいですね、両者の意地を期待して見てみましょう!
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以上、新サーキットで行われるポルトガルGPの見どころを見てきました。
他にも、ハース離脱を表明した二人のドライバーの意地の走りや、病み上がりストロールの走りなど、注目ポイントは満載です。
新サーキットなので、まもなく始まるフリー走行から目が離せません。
週末のF1ポルトガルGPを大いに楽しむことにしましょう!