きっと何年後にも語り継がれる2021年シーズンを象徴する、手に汗握る素晴らしいレース。
ずっとF1ファンを続けてて良かったと思えるレースでした!
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2021年F1第17戦アメリカGPが終了しました。
管理人は睡眠調整に失敗し、完徹で深夜4時からのリアタイ視聴に挑むことになったのですが(笑)
でも、そんなことを忘れさせてくれるくらい。
眠気なんて一切吹き飛ぶ、手に汗握る素晴らしいレースが繰り広げられました!
もう言葉なんていらないですし、徹夜して眠いこともあるので。
さっそくサクッと、レースを振り返ってみたいと思います(笑)
心配したスタート、ハミルトンが先制!
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タイトルを争う両雄のスタート後の1コーナー。
おそらく世界中の多くのファンが心配し、注目していましたよね。
しかしアクシデントは発生せずに、このようにスタートからクリーンなバトルが展開されました!
昨日の記事で、ここ5年で3回、2番手ドライバーがスタートで先頭に躍り出ていると取り上げましたが。
今年のレースも、2番手ハミルトンが逆転し先頭に立ちました。
やっぱりこのコースの1コーナーって。
マシンの鼻先が少しでも並んだ時点で、イン側有利なのかもしれませんね!
ここから、ルイスとマックスの素晴らしいレースが幕を明けます。
タイヤ交換戦略が、終盤の戦いを演出
事前に予想された通り、今回のアメリカGPは大半のドライバーが2ストップ戦略となりました。
先に仕掛けたのは、レッドブルとフェルスタッペン。
なんと10周目にピットインし、ハミルトンのアンダーカットに成功します。
ソフトタイヤのサインツよりも早く、しかもピットアウト後はルクレールの後ろに戻るタイミング。
これは見ていて、ビックリさせられた戦略でした。
こうなると、メルセデスのハミルトンは今更ピットインするわけにもいかず。
フェルスタッペンよりも長くコースに留まり、タイヤの摩耗差で終盤にコース上でオーバーテイクを狙う戦略に切り替えます。
一度目のピットインでは3周、二度目のピットインで8周もフェルスタッペンよりタイヤ交換を遅らせることに成功。
このあたりのタイヤマネジメント能力、さすがハミルトンですし。
臨機応変に戦略を変えてくるメルセデスのチーム力もさすがです。
こんな展開で、レースはいよいよ終盤のデッドヒートに差し掛かっていきます。
両雄、異次元の戦い!
37周目に、マックスより8周遅くピットインしたハミルトン。
そこから残り19周、猛烈な勢いでマックスとの差を縮めていきます。
一方のマックスも、そうはさせじと速いタイムを刻みまくり。
タイヤの摩耗が心配になるレベルで、どうなるか予想もつかない手に汗握る展開に。
こう文字に書くと、ただ速いタイムを刻んでいるだけに思えるかもしれませんが。
2人だけのこの異次元の戦い、本当に見応えありました。
0.1秒単位で差を縮めていく、この神経を研ぎ澄ますような戦い。
そして一切ミスせずにチームの期待に応える超一流のドライバー同士の戦い。
なんというか、F1の面白さを凝縮したような見事な戦いでした。
もうこの頃には、ラップタイミングを見ながら感動していましたよ(笑)
クリーンなバトル、両雄に拍手!
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そしていよいよラスト数周で、約1秒差まで差が縮まります。
しかしそれ以上はハミルトンを近寄らせずに、見事にマックスが優勝のチェッカーを受けます。
消耗しきったタイヤで、終盤ノーミスで完封したマックスも本当に見事だし。
今回はマシンの戦闘力に差がありながらも、ここまでマックスを追い詰めたハミルトンも本当に見事でした。
レース前には、スタート直後の1コーナーでの接触を心配していたわけですが。
こんなにも素晴らしいレースを魅せてくれるなんて、この両雄に本当にごめんなさいです(笑)
コース上での追い抜きは、そのスタート直後の一度きりでしたが。
コンマ1秒を賭けた、これぞF1という戦いを魅せてくれた、この両雄に心から拍手を送りたいレースとなりました!
歴史に残るシーズンを観れる幸せ
このレースの結果、残り5レースを残したタイトル争いの行方は。
マックスが、ハミルトンを12ptリードの状況に。
やや広がったとはいえ、まだまだ小さい差です。
おそらく最終戦までもつれこむ、素晴らしいタイトル争いが今後も見られそうですよね。
今回のアメリカGPは、おそらく両雄もこのクリーンなバトルを楽しんだのでしょう。
What a race from our title contenders 👏👊
Take a bow @Max33Verstappen and @LewisHamilton! #USGP 🇺🇸 #F1 pic.twitter.com/2jQkylJ8C3
— Formula 1 (@F1) October 24, 2021
レース後には、こんな感じで両雄が称え合っています。
美しい光景ですよね!
何度かこの両雄がクラッシュし、激しい戦いとなっている今シーズンですが。
我々F1ファンが観たいのは、このようなクリーンで感動的で面白くて楽しいレースです!
本当に、なんていうシーズン、なんというタイトル争いなんでしょうか。
いつまでも語り継がれる歴史的なシーズンを観れる喜び、これがF1ファンやってて良かったと思える瞬間です(笑)
そんなことを、心から感じたアメリカGPとなりました。
そんな素晴らしいシーズンも残り5レース。
果たしてこの歴史に残るタイトル争いは、どんな結末を迎えるんでしょうか?
今後も、ますます予測不能のクリーンなバトルを期待して。
次戦メキシコGPも、思いっきり楽しむこととしましょう!
以上、2021年F1第17戦アメリカGPについてでした!