いよいよ第4戦イギリスGPのレースウイークに入りました。
またこれから3週間ずっと、F1が開催される週末が続くのは嬉しいですね。
ところで皆さんは、F1公式サイトにて展開されている『F1パワーランキング』ってご存知ですか?
各グランプリで順位に関係なくドライバーの採点を行い、年間ランキングを決めようという企画です。
レース後に見るのが楽しみなランキングです。
意外に知られていないので、これまでの3戦も少し振り返りながら紹介しましょう。
第3戦を終えてのパワーランキング
第3戦を終えての現時点での順位ですね。
- ハミルトン
- フェルスタッペン
- ノリス
とまぁ総じて活躍が目立つ3人が今のところ順当な順位というところではないでしょうか。
評価の方法ですが、審査員5人で各ドライバーをレースごとに10点満点で評価します。
その5人の平均点をポイントとして年間ランキングをつける形になります。
11位以下は発表はされません。
ハミルトンは、第1戦は接触があり11位以下圏外だったのですが、第2戦・第3戦となんと全員満点の10ポイント。
ノリスは、初表彰台の第1戦が9.8ポイントで1位、こういうところでも大きく目立っていますね。
対して、ボッタスは、レースでは優勝・2位・3位の結果なのに、このパワーランキングでは4位。
なんかこういうところでも目立たないというか、可哀そうになってきちゃいます(笑)
フェラーリ勢がランク外に
対して、残念な順位なのがベッテル・ルクレールのフェラーリ勢。
開幕戦こそ、ルクレールがレースで2位表彰台の結果、このパワーランキングではボッタスと同点での2位。
第3戦ではレース6位だったベッテルがこのパワーランキングで7位。
これ以外はまったくランクインせず、まさかの2人とも現在のところ10位圏外。
チームとしてだけではなく、フェラーリ・パワーユニット搭載チームとしても苦戦ですね。
ハースのマグヌッセンだけがかろうじて10位にランクインしているのみとなります。
この結果も、第3戦のドライタイヤ装着ギャンブルと、ポイント圏内でのフィニッシュが評価されて2位とハンガリーGPで一発あてた結果です。
こういうところからも、今年序盤3連戦でのフェラーリとパワーユニットの不振がわかりますね。
予選だけの活躍もしっかり評価されます
序盤3戦でのトピックスといえば、ラッセルの予選での活躍が話題になりましたよね。
ただしレースでは残念ながら結果を出せていません。
でも、連続Q2進出でウイリアムズ復活を支えるこのラッセル、ちゃんと8位にランクインしています。
同じように、ガスリー。
開幕戦こそレース7位で結果を出したものの、その後レースでは結果が出ていません。
でも、第2戦・第3戦で連続Q3進出していることが評価されてパワーランキング9位にランクインしています。
このように、予選だけの好パフォーマンスもちゃんと採点してくれるのが嬉しいですね。
更新・公開はレース後の水曜日ごろ
(引用元:formula1.com)
こちらのページからパワーランキングは見れます。
公開・更新される時期は、およそレース終了後の水曜日ごろですので、ぜひチェックしてみてください。
きっと今後、レーシング・ポイントの二人があがってきたり、アルボンが意地を見せたり。
まだ序盤なので、実際のレースもパワーランキングも大きく変動していくのではないかと思います。
もし贔屓のドライバーが予選で結果を出した時や、レースで好パフォーマンスした時などは、ぜひこのパワーランキングもチェックして楽しんでみてはいかがでしょうか。
以上、F1公式サイトのパワーランキングのご紹介でした!