昨晩ポルトガルGPの情報収集でツイッターを眺めていたら、
こんなインパクトのある画像がメルセデス公式ツイッターから流れてきました。
ハースF1チームに、フェルスタッペンとハミルトンが加入するという速報画像です。
「なんだこりゃ」って大笑いした画像です(笑)
ちゃんと英文まで読むと、「一体誰がこんなの作ったのか、ちゃんと説明してください(笑)」とジョークだとすぐに解ります。
でも忙しくて画像をパッと見しかできない時など、きっと中には信じちゃう人もいるのでは!?
まぁ今回のは明らかにジョークと解りますが、ツイッターを見ているとたまに本当っぽいけど怪しい情報が流れてきます。
良い機会なので、今日はその見極め方を紹介したいと思います。
今回のフェイク画像元は?
Haas F1 team would like to formally introduce Claire Haas as our new team principal. Details to follow pic.twitter.com/mImXbjpQ4L
— Unkknown ➐ (@unkknown61) October 22, 2020
今回の画像ですが、こちらのHaas F1チームの偽物アカウントが投稿したものでした。
このツイートは、先日ウィリアムズを去ったクレア・ウィリアムズさんが、2021年からハースの代表に就任するという、またとんでもないネタ画像のツイートです(笑)
ちなみに、以下が本物のハースF1チームのツイッター。
名前もロゴも同じなので、実に紛らわしいですよね(笑)
もっとも簡単に見分ける方法、こちらの四角い赤枠で囲った「公式マーク」の有無です。
このマークはきちんと公式ツイッターとして認められたものなので、まずはこちらを確認するようにしましょう。
また、@以下の「ユーザー名」も判断材料になります。
上記の偽物ツイッターでは、「@unkknown61」と非常に解りやすく別のユーザー名になっているので、すぐに偽物だと気づくことができます。
(2020/10/25追記:偽アカウントの名前とロゴが変更されたようです)
文字情報でのフェイクニュースもあります
こちらのツイートを見てみてください。
アルファロメオF1チームが、来期ドライバーにライコネンとミック・シューマッハーのラインナップに決定したように読み取れます。
しかし、よく見たらユーザー名が「アルファロメオF1チームのファン」となっていて、プロフィールを見ても英文で「ファンアカウント」とはっきり書いているのがすぐに解ります。
よって、これはアルファロメオF1チームの公式ツイッターではありません。
このツイートをこうやって直に見た場合は、公式マークやユーザー名の違いから気づきやすいです。
しかし、文字情報って引用リツイート(メール転送みたいなものです)で流れてくると騙されやすいです。
引用リツイートした方のコメントをそのまま信じて、元の情報は読まなかったり、流し読み程度にしか見なかったりするためです。
この偽ニュースが流れた時にも、かなり多くの人が信じていたようです。
なので文字情報がリツイートで流れてきた時には、とにかく元情報をちゃんと読むこと。
ツイッターには翻訳機能があるので、おおよそ理解できます。
そして公式マークやユーザー名、プロフィールを確認するようにしましょう。
わかりにくいフェイク画像も
この角田裕毅選手の、アルファタウリF1チーム仕様ヘルメット画像。
こちらでつい先日記事にしましたが、よくよく見てみたら細部が異なり、こちらも残念ながらフェイク画像でした。
このケースはじっくり見ないと気づかないニセ画像ですね。
でも角田選手やアルファタウリの公式ツイッターや公式インスタグラムに、公式情報としてまったく掲載されていないのがおかしいことからもすぐに気づきました。
このように少しわかりにくいフェイク画像もツイッター上には溢れている、
ということを理解しておきましょう。
とにかく公式発表をすぐに見ましょう!
日本だと企業の公式ツイッターが、フェイク画像を取り上げてツイートすることなんてあまり無い気がします。
でも海外の場合は、冒頭のメルセデス公式のツイ―トのように、ジョークとして敢えてツイートで投げかけたりすることも多いようです。
きちんとすぐにニセモノだとわかる画像ならまだ良いですが、本当っぽい画像だと多く出回るので紛らわしいですよね(笑)
とにかくいろんなニュースが飛び込んできたときには、その段階では公式サイトや公式ツイッターにニュースとして掲載されているはずです。
きちんと公式情報を確認すれば、騙されることは少ないので心掛けるようにし、偽情報に気を付けながらF1を楽しむことにしましょう!
以上、F1のフェイク画像やフェイクニュースの見極め方法についてでした!