長かったハンガリーGPとベルギーGP現地観戦、いよいよ最終日です。
ドイツのモーターワールド・ケルン、皇帝ミハエルのマシンに会いに行ってきました!
2023年F1第12戦ハンガリーGP・第13戦ベルギーGPを現地観戦してきました。
そしてその合間には、いろんなF1関連施設へも訪問してきました!
多くの方に現地観戦の楽しさを知ってもらいたいので、現地の情報をレポートでお届けします!
7日目までは、なんとか現地からレポートを毎日書いていたのですが。
さすがに体力的に厳しく、8日目以降は帰国してからのレポートとなります!
長かった海外観戦もいよいよ最終日、現地13日目の7月31日(月)のレポートです。
皇帝ミハエル・シューマッハの歴史を感じられる、素晴らしいミュージアムでした!
アーヘンからケルンへ電車移動!
前日ホテルに戻ってシャワーだけ浴びて、またも寝落ちで気付いたら朝6時でした(笑)
とりあえず急いで、超適当にスーツケースに荷物をぎゅうぎゅうに詰め込み(笑)
朝8時にはパッキングも完了し、電車までまだ時間に余裕があったので。
ハンガリー・ベルギーとずっと一緒だった、ドイツ在住のF1トモダチに強くオススメされたので。
ホテルから歩いて5分くらい、世界遺産 アーヘン大聖堂にやってきました!
ドアが開いてたので中に入ったら、追い出されちゃいました。
どうやら、観光目的の開門は11時からだったようです。
ちょっと残念でしたが、前日までのオー・ルージュやラディオンの坂と比べてたと思うので。
中に入っても、たぶん管理人には刺さらなかったと思います(笑)
ということで、駅に向かうのにちょうど良い時間となったので。
10時前のこの電車に乗って、同じくドイツのケルンに向けて移動です!
ケルンまでは、30分強ですぐに到着です。
ほんとに駅前すぐに、これまた世界遺産のケルン大聖堂があります。
ここもブリュッセル同様、15年前に訪れた場所なので少し思い入れもあり。
もうちょっと近くに寄ろうかと思いましたが、まぁ帰りでいいやと。
とりあえず、今日の目的地のモーターワールド・ケルンに向かうことにします。
トラムに乗って、モーターワールド・ケルンへ!
まずスーツケースが邪魔なので駅で預けます、こんな地下収容ロッカーが駅の至る所にありました。
英語表記に変更して、案内に従えば操作はカンタン。
取り出す際のカードを受け取って無事完了です、ちなみにお値段は一日6ユーロ(約950円)でした。
前夜も寝落ちしたので、モーターワールドへの行き方の下調べが不十分だったのですが。
グーグルマップで調べるとトラムで23分・徒歩5分とすぐ出てきました、本当に便利な時代です(笑)
とりあえず、5番の電車に乗ればよいとのことなので。
乗り場に到着、トラムなのになぜか地下鉄風だったのでちょっと不安(汗)
でも乗車して、しばらく走っていると。
地下から外へ出ると、ちゃんと路面電車に変わったので安心しました。
そして、予定通り20分強で。
モーターワールド最寄り駅の、IKEAナントカ駅に到着です!
駅を降りると、駅名の文字通りに。
この巨大なIKEA以外は何もない駅で、そもそも切符を買う場所も無い小さな駅でした(汗)
とりあえず帰り道の心配は、帰りにすればいいやと楽観的(笑)
5分ほど歩いて、ようやくモーターワールド・ケルンに到着です!
いきなり豪華マシンのお出迎え!
さっそく中に入ると、館内はこんな感じです。
1階はディーラーで車を販売していたり、カフェやレストランも並んでいます。
そして2階に、皇帝ミハエル・シューマッハの数々の貴重な展示があります。
2階へ向かう階段の手前には。
いきなり、フェラーリF300(1998年)がお出迎え!
そして、すぐ横の階段を登る際には。
ベネトンB194(1994年)の真横を通って登ります、世界一贅沢な階段です(笑)
登った先には、こちらのマシン。
フェラーリF1-2000(2000年)です、ミハエルがフェラーリで初めてタイトル奪取したマシンです!
フェラーリでの初タイトル奪取は、やっぱり展示スペースも特別でした。
2000年日本GP鈴鹿のトロフィーが誇らしげに展示されてます、これは日本人としては感動です。
そして、そのすぐ横にはなんと。
2000年イタリアGPで着用していたレーシングスーツの展示です。
2000年イタリアGPといえば、このレースでセナと並ぶ41勝目を挙げたミハエル。
セナの死でいきなりF1界を背負わされた若者が、ついにそのセナに追いつき感極まって流した涙。
もしかして、この伝説の涙の会見で着ていたレーシングスーツなのかも?
そんなことを思うと、もうこの段階で管理人の涙腺がヤバい状況に(笑)
F1マシン全13台、とんでもない展示!!
その先に進むと、ミハエルのデビューマシンの登場・ジョーダン191(1991年)です!
ただただ、美しすぎるマシンにうっとりです。
そして30年以上前のあのスパの衝撃を思い出し、スパ観戦後だけにとてもエモい気分になってきます。
そして、その先を見てみると。
ベネトン時代のマシンです、ちゃんとタバコロゴ入り!
さらに、2010年にメルセデスから復帰した際のマシン。
F1キャリア初期と晩年のマシンが一堂に介していて、なんとも言えない素敵な空間です!
そして、後方の展示ゾーンに行ってみると。
もうフェラーリの山です、頭がおかしくなってきます(笑)
全部写真撮ってきましたが多すぎるので、とりあえず早回し動画でどうぞ(笑)
モーターワールド・ケルン、凄すぎて絶句です😍
F1マシン展示だけじゃなく、ミハエルの歴史全てを見れます😍こんなの一日中見てられるけど、飛行機の時間が迫ってきちゃう😱#f1jp pic.twitter.com/EhFAkrjv6m
— みんなでF1 🇭🇺🇧🇪帰国しました (@minna_de_F1) July 31, 2023
F1マシンだけで、展示されていたのはこちらの13台。
- ジョーダン 191(1991年)
- ベネトン B191B(1992年)
- ベネトン B194(1994年)*
- ベネトン B195(1995年)*
- フェラーリ F310(1996年)
- フェラーリ F300(1998年)
- フェラーリ F399(1999年)
- フェラーリ F1-2000(2000年)*
- フェラーリ F2001(2001年)*
- フェラーリ F2002(2002年)*
- フェラーリ F2003-GA(2003年)*
- フェラーリ F2004(2004年)*
- メルセデス W01(2010年)
*タイトル獲得マシン
ミハエル全7回のタイトル獲得マシンがすべて展示されているという。
なんとも、とんでもない展示内容です!
その他、貴重な展示の数々!
マシン以外にも、例えばこちら全時代のレーシングスーツだったり。
全時代のヘルメット。
全時代のキャップ。
全時代のレーシンググローブ。
ピットパスやシャツなど、ミハエルが実際に着用したもの。
20種類以上の優勝トロフィー。
ほか、紹介しきれないほどの貴重な展示物がズラリ。
もうほんと、貴重すぎて頭がおかしくなってきていました(笑)
初見映像満載のビデオ!
展示に加えて、凄かったのがこちらのビデオルーム。
中に数席分のモニタがあり、英語かドイツ語を選択。
1本につき、数分から10分を越えるようなビデオまでズラリとラインナップされてます。
内容を見てみると。
これまで管理人が目にしたことの無いような、ミハエルの貴重な映像が次々に出てきます。
ほか例えば、ライバル・フレンドからのメッセージビデオなんかもあり。
こちらはアロンソですが、他にも元チームメイトやライバル達からミハエルへのメッセージがズラリ。
もう衝撃映像だらけで1時間以上ずっと見入っちゃいましたが、それでもすべて見れないほどのボリュームで。
今度来るときは、時間に余裕をもって全映像制覇を目指したいと思います(笑)
ショップ、また時間がヤバい(笑)
その後もう1周じっくり展示を見たりしていると、そろそろ空港へ向かう時間に。
2階にミハエルのオフィシャルショップがあるのですが、何やら張り紙が。
「開いてるけど、下の階のショップに呼びに来て」とのことなので。
下の階にも、こんなショップがあって。
平日だったからか、両方のショップを一人の店員さんが見ているようでした。
店員さんに声を掛けると。
「この接客が終わったら、2階のショップ開けるから待っててね」とのこと。
しかし、管理人はもう時間が無い(笑)
お店の外から店内を見て、おおよそ購入する商品の目途をつけておいて。
10分くらい待って、ようやく店員さんが店を開けてくれたので。
この緑の「スパでのデビューTシャツ」と、奥の黄色の「スパでの初優勝Tシャツ」だけ購入して。
モーターワールドを後にしたのが、およそ15時30分ごろ。
4時間ほど居たことになりますが、ぜんぜん時間が足りないくらいでした。
急ぎケルン・ボン空港へ!
あとは帰国に向けて飛行機に乗るだけ、急ぎまずケルン駅まで戻ります。
ちなみに切符は車内でも買えず、往復分をケルン駅で買っとかなきゃいけなかったみたいです。
ケルン中央駅に着いて、時間も無いので急いで大聖堂の正面側で写真だけ撮って(笑)
スーツケースを忘れずに受け取ったうえで。
16時30分頃、空港行きの電車に飛び乗りました。
17時過ぎには、無事にケルン・ボン空港に到着です!
ここまで来ればもう安心、なんとか間に合いました!
長かった旅、ついに終了!!
あとは飛行機に乗るだけ、行きと同じくトルコ・イスタンブール経由で羽田に向けて帰国です。
機内のフライトマップで、今回の旅の振り返り。
青丸の都市をすべて電車移動して、ここに表示すらされないスペイン・マドリードまで飛行機で飛んでって。
よくここまで、大きなトラブルもなく無事に来たなと感慨にふけりながら寝落ち(笑)
気付いたらトルコ・イスタンブールの巨大空港で。
ここから、羽田空港行きの便に乗り換えて。
ラッキーなことに隣が空席だったこともあり、いつも以上に熟睡・爆睡です(笑)
機内食の時間にも起きないほど熟睡してたようで。
気付いたらもう日本上空でした(笑)
そして、羽田空港に無事に着陸。
入国手続きなども速やかに終わり、無事に帰国となりました!
地元の駅に向かうシャトルバスまで、少し時間があったので。
とりあえずカツ丼です、久しぶりの米がほんと美味しい(笑)
バスを待っていると、当たり前ですが日本語表示の案内板。
日本に帰ってきたことを実感できます。
そして、地元の駅に到着。
当たり前ですが、駅の表示も全部日本語です(笑)
家の近くのコンビニに寄って、この旅最後の物価チェック。
コーラゼロ500mlが160円(約1ユーロ)、安すぎるとか思いながら(笑)
無事に家に着き、長かった14泊15日の海外観戦もこれにて終了となりました!
以上が、最終日のレポートとなります。
ほかTwitterでもいろいろ発信していたので、ぜひそちらもチェックしてみてください!
ようやく全旅程のレポートを書き終えました。
普段は日記的な記事は書かないよう心掛けているのですが。
多くのF1ファンの皆さんに海外観戦を身近に感じてもらえるよう、敢えて日記的なレポートとしてみましたがいかがだったでしょうか?
このレポートには書ききれなかった、気付きポイントがいくつもありました。
そういう内容はまとめて、そのうち海外観戦ガイドとして公開していくようにしますね!
とにかく一人でも多くの方が、海外観戦に興味を持っていただけていると嬉しいです。
13回に渡り読んで頂いた皆さん、現地でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました!
以上、ハンガリーGP・ベルギーGP 現地観戦レポートでした!