毎年奇抜なマシン型番を付けてくるフェラーリ、新車発表前のこの時期恒例の楽しみです。
過去のマシン型番の名称と由来をチェックして、今年の型番を予想して楽しむことにしましょう!
先日、2023年F1新車発表のまとめ情報を記事で取り上げました。
記事では特に触れなかったのですが、毎年恒例の出来事が発生してました。
『フェラーリの新車型番だけ未定!』
例えばレッドブルなら、昨年型は「RB18」で今年は「RB19」てな感じで。
多くのチームは「アルファベット固定+数字カウントアップ」のパターンが多いのですが。
フェラーリの型番だけは毎年一貫性がなく、突拍子もないアルファベットや数字がマシン型番になっています。
ほんとに、毎年覚え辛いことこの上ないんです(笑)
でもおかげで、今年はどんな型番になるのか予想するのがこの時期ならではの楽しみです。
なので、これまでのフェラーリの型番とその命名由来を今日はご紹介するので。
みんなで一緒に、2023年のマシン型番を予想して楽しむことにしましょう(笑)
フェラーリF1 型番&命名由来
年度 | 型番 | 命名由来 |
---|---|---|
2023 | ? | ? |
2022 | F1-75 | F1マシン、創業75周年記念 |
2021 | SF21 | Scuderia Ferrari、2021年 |
2020 | SF1000 | Scuderia Ferrari、F1参戦1000レース記念 |
2019 | SF90 | Scuderia Ferrari、チーム結成90周年記念 |
2018 | SF71H | Scuderia Ferrari、レース参戦71周年記念、Hybrid |
2017 | SF70H | Scuderia Ferrari、レース参戦70周年記念、Hybrid |
2016 | SF16-H | Scuderia Ferrari、2016年、Hybrid |
2015 | SF15-T | Scuderia Ferrari、2015年、Turbo |
2014 | F14 T | Ferrari、2014年、Turbo |
2013 | F138 | Ferrari、2013年、V8エンジン |
2012 | F2012 | Ferrari、2012年 |
2011 | 150° Italia | イタリア統一150周年記念 |
2010 | F10 | Ferrari、2010年 |
2009 | F60 | Ferrari、F1参戦60周年記念 |
2008 | F2008 | Ferrari、2008年 |
2007 | F2007 | Ferrari、2007年 |
2006 | 248 F1 | 2.4リッター、V8エンジン、F1マシン |
2005 | F2005 | Ferrari、2005年 |
F2004M | F2004の改良型(Modificato) | |
2004 | F2004 | Ferrari、2004年 |
2003 | F2003-GA | Ferrari、2003年、Gianni Agnelli会長追悼 |
F2002B | F2002のBスペック | |
2002 | F2002 | Ferrari、2002年 |
2001 | F2001 | Ferrari、2001年 |
2000 | F1-2000 | F1マシン、2000年 |
1999 | F399 | Ferrari、3リッターエンジン、1999年 |
1998 | F300 | Ferrari、3リッター、V10エンジン、エンツォ生誕100周年記念 |
1997 | F310B | F310のBスペック |
1996 | F310 | Ferrari、3リッター、V10エンジン |
1995 | 412T2 | 4バルブ、V12エンジン、横置き(Trasversale)ギヤボックス、2代目 |
1994 | 412T1 | 4バルブ、V12エンジン、横置き(Trasversale)ギヤボックス、1代目 |
1993 | F93A | Ferrari、1993年、Aスペック |
1992 | F92AT | Ferrari、1992年、Aスペック、横置き(Trasversale)ギヤボックス |
F92A | Ferrari、1992年、Aスペック | |
1991 | 643 | 開発コード名 |
642 | 開発コード名 | |
1990 | 641/2 | 開発コード名 |
641 | 開発コード名 | |
1989 | 640 | 開発コード名 |
1988 | F187/88C | F187の1988年型、過給圧(Compressore)2.5バール対応 |
1987 | F187 | F1マシン、1987年型 |
(調査条件)
- 1987年以降のシーズンを調査
- 命名由来は諸説ある場合があります
管理人がF1を見始めた1987年から2022年までの36シーズン。
フェラーリF1型番と命名由来一覧がこちらです。
ビックリするくらいバラバラなのが分かって頂けるかと思います(笑)
でも一応「SF XXXX」シリーズとして、2015年~21年まではやや統一感があった気もします。
でもそれも、昨年の「F1-75」で見事に崩壊してしまいました(笑)
一旦リセットされたので、今年はどう来るかほんと読めませんね。
基本形はこのスタイル
36シーズンのうち、80%にあたる29シーズンがこの形になっています。
- 「アルファベット」+「数字」+「補助アルファベット」
なので、基本形はこの形と思って良いはずです。
この形通りなら、頭の「アルファベット」は。
- 「SF」
- 「F」
- 「F1-」
この3つのうちのどれかに絞れるはず。
「数字」がもっとも読めないところですが、今年は特に記念イヤーでも無さそうですし。
最後に4桁西暦が採用されたのが2012年なので、そろそろ4桁西暦が来ちゃったりするかも?
「補助アルファベット」も、単に気まぐれで命名されているような感じですが(笑)
今年は大きく技術規定が変わることも無いし、過去4年は付与されてないので、今年も何も無しの可能性が高いかもしれませんね。
予想は無理なので、妄想で「F2023」
ということで、今年2023年の型番を予想してみたいところではありますが。
でも「数字」と「補助アルファベット」が、奇抜過ぎてさっぱり分からないですよね(笑)
でも、予想ではなく妄想ならできるので。
管理人の妄想としては、例えばこんなシンプルなのはどうでしょう?
『F2023』
フェラーリが最後にドライバーズタイトルを獲った、2007年が「F2007」です。
そして、最後のコンストラクターズタイトル獲得の2008年も「F2008」です。
そして、ミハエル・シューマッハ黄金時代。
5回のドライバーズタイトルのうち、4回が「F+4桁西暦」の型番なんです。
2022年、フェラーリは惜しくもタイトルは逃してしまいました。
でもここ数年の不振からは立ち直り、タイトル争いをできるところまで復活してきました。
2000年代前半の黄金期、最後のタイトル獲得の2007~08年のように。
いよいよ本気でタイトル獲得に挑戦するという意味が込められた『F2023』
シンプルだけど、ロマンいっぱいのマシン型番だと思いませんか!
てな感じで、これが管理人の妄想です。
予想するのは難しいですが、妄想するのは楽しいです(笑)
まもなく発表となる、今年2023年のフェラーリF1のマシン型番は果たしてどうなるのか?
ファンの皆さんそれぞれに、思い入れのある過去のフェラーリF1マシン型番があると思いますので。
ぜひ皆さんも、新車発表までいろいろ妄想を楽しんでみてはいかがでしょうか(笑)
以上、フェラーリF1 マシン型番の命名由来についてでした!