なんだか空気の重かった、サウジアラビアGPレース終了後

レース
photo by Red Bull Content Pool
スポンサーリンク

ファステストラップの獲り合いで、レッドブル勢で一悶着あったり。

アロンソのペナルティ取り消し騒動など、レース後にいろいろあったサウジアラビアGPとなりました!

 


2023年F1第2戦サウジアラビアGPが終了しました。

 

レース結果は、もう皆さんご存知ですよね。

『レッドブル、ペレス・マックスの順でワンツーフィニッシュ!』

 

ペレスが自身初のポールtoウィン、マックスも予選15番手から展開も味方してしっかり2位表彰台

もう今年は、このままレッドブルが独走しちゃいそうな勢いですよね。

 

そんな素晴らしいレースだった反面。

レース後の表彰台前には、空気の悪そうなシーンが映し出されていましたよね。

 

そして3位に入線したアロンソも、ペナルティの裁定が出たり覆ったりなど。

 

レース後にやや後味の悪い出来事が起きたサウジアラビアGPとなりました。

 

一体何が起こっていたのか?

あらためて、チェックしておくことにしましょう!

 

スポンサーリンク

レッドブル勢、最終ラップのFLで認識相違?

この投稿をInstagramで見る

FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿

(F1公式SNSの動画は他サイトから直接再生できないので、Instagramに遷移します)

 

こちら、レース中継でも映し出されていた表彰台直前のシーンです。

 

ここまで、目を合わせないし会話も無かったペレスとマックス。

やっと話し始めたと思ったら、なんだか重そうな会話に。

 

ペレス:

  • 「最終ラップ、ファステストラップ獲ったの?ペース落とすよう指示されて無かった?」

 

マックス:

  • 「33秒台キープって言われてたけど、最終ラップでチームに確認してペースを上げたんだ」

 

ペレス&マックス

  • 「・・・・。」

 

ざっと、こんな感じでしょうか。

 

ペレスからすると、ポイントリーダーに立てる貴重なFLの1ptを奪われた不服感が露骨に出ていて。

マックスからすると、「チームに確認してるし、何か問題でも?」と言いたげな感じですよね。

 

 

その後の情報では、双方のドライバーの認識に相違があったようなことが伝えられていますが。

うーん、1強チーム独走のシーズンによくある面白い展開になってきましたね(笑)

 

 

チーム内では、後味悪かったかもしれませんが。

申し訳ないですが、これくらいの緊張感のある状態の方が観る側は面白いですよね(笑)

 

こんな緊張状態がずっと続くかどうかは、この後のペレスの一貫性次第かと思います。

今回のレースのような力強いレースを、シーズン1年間通じて出来るかどうか次第だと思うので。

 

次戦以降、このチームメイト同士の関係がどう変化していくのか?

今シーズンの新たな楽しみが出来た気がします!

 

 

アロンソ、紆余曲折のペナルティ裁定

© formula1

 

後味が悪かったと言えば、このペナルティ裁定事件です。

 

アロンソがスタート位置違反による5秒ペナルティを跳ねのけ、今回も見事な走りで3位表彰台を獲得したものの。

表彰台登壇直後に、追加ペナルティ10秒の裁定で4位に降格。

 

「なんでやねん!」と思いながら、そのまま寝ちゃった方も多かったと思いますが。

 

朝起きたら、「やっぱりペナルティは無し」と覆る裁定が出ていて。

朝から「なんじゃそりゃ!」とツッコんだ方も多かったと思います(笑)

 

 

もういろんなサイトに情報出てると思うので、細かく理由は書きませんが。

レギュレーションの解釈として、リアのジャッキがペナルティ5秒消化前にマシンに触れたことがポイントだったようですね。

 

 

でもレギュレーションの解釈もありますが。

問題点は裁定がレース終了後となってしまった判断の遅さだと思います。

 

サーキットや、テレビで観戦しているファンにとっては。

興奮して見ていたレース結果が、あっさり文字情報だけで覆ることほど興醒めすることはありません。

 

こんなことが二度と起きないよう、運営側にはきちんと再発防止策を練って欲しいところです。

 

 

角田裕毅、残り4周で無念の11位

© Scuderia AlphaTauri

 

これは後味が悪いとか、そういう話では無いですが。

 

展開が味方し、苦しいマシンでポイント圏内の10位を走行していた角田裕毅選手。

残念ながら残り4周で、ハースのマグヌッセン選手にオーバーテイクされて11位ポイント圏外へ。

 

これで、2戦連続でポイント目前の11位フィニッシュとなってしまいました。

 

「とにかく悔しい!!!!!」と思った角田選手ファンも多かったはず。

 

でも角田選手の成長を感じる、素晴らしいバトルだったし。

これは9周も古いタイヤで見事にオーバーテイクした、マグヌッセンを褒めるしか無いですね!

 

こういうレースを続けていれば、いずれ角田選手にも大きなチャンスが来るはずです。

 

まだ2戦だけですが、今のところチームメイトを圧倒していますし。

成長を感じるここ2戦、レース内容からは今シーズンこの先が楽しみになってきました!

 

残念ではありますが、本人が一番悔しいと思いますので。

 

ファンとしては、次も同じような素晴らしいレースを期待して。

オーストラリアGPもそれ以降のレースも、全力で応援していくこととしましょう!

 

 

エゴ丸出しの王者が大好き!

© formula1

 

ということで、よくよく考えたら後味悪い出来事ってアロンソの裁定問題くらいで。

その他は、今シーズンがさらに面白くなりそうな出来事ばかりでしたね(笑)

 

 

皆さん、F1のチャンピオン像ってどんなイメージを持っていますか?

人それぞれだと思いますが、管理人は「強烈なエゴ」「ワガママ」「超負けず嫌い」「極悪非道なレースっぷり」などですかね(笑)

 

特に2回以上タイトル獲ったチャンピオンって、ハッキネンを除いて。

ハミルトンもベッテルもアロンソもミハエルもセナもプロストも、みんな全盛期にはこんな印象の気がしています(笑)

 

 

そういう意味で、マックスの昨年のブラジルGPでのオーダー無視や、今回のこの不機嫌な表情や負けず嫌い感満載の態度など。

マックスも2度の王者らしくなってきたなと、管理人としてはますます大好きになりました(笑)

 

 

楽しみ方や捉え方は人それぞれですが、管理人としては今シーズンはもっと極悪非道(誉め言葉)なマックスが観たい!

そのためには、ペレスが今回のような力強さをシーズン通して見せてくれるかどうか次第と思うので。

 

果たして、緊張感の高まるチームメイトバトルが今シーズンずっと観られるのか?

最強レッドブルの2人に注目して、今シーズンは楽しんでいくこととしましょう!

 

以上、2023年F1第2戦サウジアラビアGPについてでした!