あらゆる仕掛けを、返り討ちにするマックスが頼もしかったし。
地元の大観衆も、全力を出し切ったハミルトンも、何もかも最高のオランダGPでした!
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2021年F1第13戦オランダGPが終了しました。
結果は、マックス・フェルスタッペンが初の母国GPを見事に優勝で飾りました。
抜きどころが少ないサーキットなので。
ずっとパレードのようなレースになるかと思っていました。
しかしトップ争いは、戦略が入り乱れる白熱の戦いとなりましたし。
中団争いでは、思った以上にコース上でのオーバーテイクも見られました。
そんなオランダGP、さっそく振り返ってみることにします!
母国GP初優勝は、何度見ても良いですね!
見てください!
この堂々たるフェルスタッペンの姿と、地元のヒーローに大声援を送るオランダの大観衆!
初の母国GPで、期待に応えて見事に優勝したフェルスタッペンも凄いですし。
こんな素晴らしい光景を目の当りにできる地元大観衆、本当に羨ましい限りです。
F1で、1回でも優勝するだけでもとても難しいわけで。
見事に、最初の母国GPで故郷に錦を飾ったフェルスタッペンを讃えたいですね。
この場に居れた大観衆も本当にうらやましいです。
でもいつかきっと、F1日本GP鈴鹿でも。
角田裕毅選手が、日本のファンにこんな光景を見せてくれるはずです!
アツいけど、フェアだったオランダ大観衆!
ただレース前は、そのオランダ大観衆の暴走が少し心配だったというか。
ライバルのハミルトンに対して、ブーイングの嵐が巻き起こるのではないかと危惧していました。
しかし結果は、レース後のインタビューでもブーイングは起きないどころか。
むしろ、小さくですが拍手まで聞こえてきたように思います。
これはすごく好感が持てましたよね!
ハミルトンが全力を出し切るような素晴らしいレースを魅せてくれたことも、理由の一つかもしれませんね。
とにかく、オランダのファンは素晴らしい!
アツいのにフェアな応援をする、オランダの大観衆のことが大好きになりました(笑)
でも発煙筒だけは、焚きすぎでしたよね(笑)
マックスがゴールした後、最終ラップのレースが行われているので危険を感じるレベルでした。
あんまり野暮なことは言いたくないですが、来年はもうちょっとだけ、発煙筒の量だけは減らして欲しいと思います(笑)
ボッタスへの仕打ち、を書こうと思ったら!
昨日のレースでの、メルセデスチームのボッタスに対する仕打ちについて。
まさに今、書こうとしていたら!
日本時間9月6日20時30分に、なんとビッグニュースが飛び込んで来ました!
『バルデリ・ボッタス、2022年にアルファロメオへ移籍!』
昨日のレースで、メルセデスの取る戦略のコマ扱いにされたボッタス。
かわいそうだし切なくなりますが、でもこれが厳しいF1の世界です。
以前から取り上げていますが、ボッタスは歴代のハミルトンのチームメイトと比べても良いドライバーです。
ただ、7度のワールドチャンピオンという相手が悪かっただけです。
このところのSNSでの誹謗中傷なども酷かったので。
ボッタスがのびのびと走れる環境、チームに行くことはとても良いことだと思います!
2022年は、久しぶりにイキイキとしたボッタスを期待したいと思います!
ハミルトンとメルセデスの底力はここから!
こちら、第13戦オランダGPを終えてのドライバーズタイトルランキングです。
今回の勝利で、見事にフェルスタッペンが首位に返り咲きです!
しかし、しかしですよ!
ハミルトンとのポイント差、たった3ptであることに注目です。
ここまで13戦で、フェルスタッペン×7勝、ハミルトン×4勝と圧倒的に優勝数も多いし。
先頭を走るリードラップ数も、圧倒的にフェルスタッペンが多いし。
にも拘らず、僅か3ポイント差でしかないところに。
やっぱり、ハミルトンの偉大さを感じます。
フェルスタッペンにとってはこの先、シーズン終盤にかけて。
タイトル争いという未知の世界と、プレッシャーとの戦いが待っています。
対して、タイトル争いの戦い方を熟知しているハミルトンとメルセデスが相手です。
なのでフェルスタッペンにとって本当の戦いは、ここからといって良いでしょう。
今後フェルスタッペンが、時には引くようなタイトル獲得を意識した戦いができるのか?
ぜひそんな、フェルスタッペンの成長にも注目することにして。
この素晴らしい2021年F1シーズン、終盤戦も楽しんでいくことにしましょう!
以上、2021年F1第13戦オランダGPについてでした!