ヒュルケン表彰台はスタートがすべて! F1 70周年記念GP レース展望

レース
© Nico Hülkenberg Twitter
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先週のイギリスGPより、高温の中で行われた70周年記念GP 予選。

 

予選からすごい盛り上がりましたね、なんと言ってもヒュルケンベルグ

メルセデス勢に続く3番グリッド獲得です。

10日前はF1に乗ってることすら想像できない状態だったのに、すごいことですよね。

 

今回のレース展望は、どうやったらヒュルケンベルグが待望の表彰台に乗ることができるのか

そういう視点で見ていきたいと思います(笑)

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メルセデス勢は異次元なので戦わないこと(笑)

© Mercedes-AMG F1 Twitter

今回、またもメルセデス勢が後続を1秒弱ちぎっての予選1-2位でした。

もう流石の結果としか言いようがないですね。

 

ただし、今回はボッタスがポールポジションを取りました!

前回の不運なタイヤバーストの悪夢を、見事に払拭してくれましたね。

来年のシートを確保したニュースで、プレッシャーからも解放されたのでしょう。

 

一方のハミルトンは、ラストアタックがチグハグな走りになって、結果わずかに及ばず2位。

記者会見では、明らかに不機嫌そうでしたよね。

 

前回レースのタイヤバーストがあるので、このチームならレースではきっちりマネジメントしてきそうです。

なので、無理な争いをさせないはずです。

スタート後の1コーナーをボッタスが取れば、そのまま勝つ確率が高いのではないでしょうか。

 

ヒュルケンベルグとしては、無駄にタイヤを痛めるだけなので、このチームとは争わない方が良いです(笑)

 

フェスルタッペンとリカルドとの戦い

https://twitter.com/F1/status/1292102982306336771

(引用元:Formula 1 公式Twitter)

予選後に、3位で予選を終えたヒュルケンベルグに、ご覧のようにフェルスタッペンやリカルドがタッチしに行ってましたね。

リスペクトが感じられて良いシーンでしたね!

 

でも、レースで表彰台に乗るためには、この二人が立ちはだかることになります。

 

まずフェルスタッペンです。

驚いたことに上位ではただ一人ハードタイヤでQ2突破したので、一人だけ違う戦略で決勝スタートとなります。

速さではメルセデスに太刀打ちできないので、戦略でなんとか活路を見出そうとしています。

メルセデスに勝つためには、ロングスティントで、セーフティーカー狙い、という戦略でしょう。

メルセデス勢がピットに入ってから、セーフティカーもしくはバーチャルセーフティーカーが出たりすると、優勝の目も見えてくるかも?

 

続いてリカルド。

さすがの5位です、先週のルノーのアップデートがうまく機能しているのか、フリー走行から好調なところを見せていました。

ルノーはタイヤ持ちが良さそうなので、自由に走れると柔軟なタイヤ戦略を取れそうです。

 

ヒュルケンベルグとしては、どうしたものか。

予選の一発ほどレースペースが良くなさそうなレーシング・ポイントのマシン。

そんなヒュルケンベルグにとっては、とにかくこの2台をスタートで前に出さないこと。

 

スタートでうまく抑えれたとしても、タイヤマネジメントを相当頑張らないとタイヤ戦略でこの2台にやられてしまいます。

つくづく、先週のレース距離を走れなかったのが痛いですが、歴戦の経験でなんとかしてくれることを期待するしかないですね。

 

フェラーリは、たぶん来ないと思う(笑)

© Scuderia Ferrari Twitter

どうしちゃったんでしょうか、フェラーリは・・・。

ベッテルがQ2をソフトタイヤでアタックした時には、唖然としました。

チームとの関係もうまくいってないのか、「これが精一杯の限界だ」というベッテルのコメントからも苦境が伺えます。

 

ルクレールはなんとかQ3進出したものの、8番手。

でも、ミディアムタイヤでのレースペースもあまり良くなさそうです。

 

なのでフェラーリ勢は、ガスリー・アルボンのホンダ勢や、今回マシンバランスに苦しんでいるマクラーレンとのポイント争いになるのではないかと予想しています。

 

ヒュルケンベルグは、このあたりのチームと争うレース展開になった時点で、表彰台は厳しいかなと思います。

このあたりのチームとレースで絡まないように祈りましょう(笑)

 

ヒュルケン表彰台は『スタート』で決まる

© BWT Racing Point F1 Team Twitter

果たして、予選だけではなく、レース後にもパルクフェルメのこの3位の位置にマシンを止めることができるのか。

最初で最大のポイントがスタートですね。

 

とにかく、メルセデス勢に続く3位をキープすること。

フェルスタッペンかリカルドに前に行かれた時点で、タイヤ戦略で不利になるのでかなり厳しい。

とにかくスタートに尽きるんではないかと思います。

 

理想的な展開

スタート直後、もしもこんな順位になれば最高の展開かと。

  1. ボッタス
  2. ハミルトン
  3. ヒュルケンベルグ
  4. ストロール
  5. リカルド
  6. フェルスタッペン

 

チームメイトのストロールが後続を抑え、しかもフェルスタッペンはリカルドに蓋をされる。

もしこんな展開になったら、表彰台が現実的になってきます。

 

って、こんな出来過ぎな展開、あるわけないか(笑)

現実的には、レッドブルを抑えるのはかなり困難じゃないかと思います。

でも今回は、期待して見ることにしましょう。

 

悪夢の展開

逆に、こんなことが起こってしまうんじゃないかという一覧(笑)

  • スタート大失敗でいきなり7~8位に落ちる
  • ストロールが表彰台獲得しちゃう、自分は4位
  • タイヤ交換で、痛恨のピットミス
  • 3位なのに、最終周でパンク
  • 3位フィニッシュしても、レギュレーション違反で失格

・・・などなど

これまでのヒュルケンベルグの運の無さからすると、こんな悪夢の展開をついつい想像してしまうんです(笑)

 

とにかく、突然目の前に現れた千載一遇のチャンス

現実的には表彰台は厳しいかと思いますが、何が起こるか解らないのがレースなのは先週のイギリスGPの結果の通り。

 

今回は、ヒュルケンベルグのレースぶりに注目して楽しんでみるとしましょう!

 


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